ハウスオブローゼの化粧品にタール系色素は使用しているか?タール系色素は肌に悪いものでは?
ハウスオブローゼの化粧品には、タール系色素を使用しているものもあります。化粧品の裏面表記に「赤201」「黄4」などと表示されているものがタール系色素です。『医薬品医療機器等法』という法律により使用が認められたタール系色素のことを「法定色素」と呼びますが、その中の一部の色素は食用としての使用が認められています。例えば「赤104」というタール系色素は、缶詰のさくらんぼや、紅しょうがなどにも使用されている食用色素です。化粧品に配合されているタール系色素は、すべて安全性のテストをクリアしており、使用に際し、お肌に悪影響を与えることはありません。化粧品の色素は大きく分類すると『無機色素』と『有機色素』に分けられます。
①無機色素(無機顔料)
主にファンデーションやフェースパウダーなどに使用されます。これらの化粧品には色の明度、彩度、色相などが求められるため、酸化チタンや酸化亜鉛などのカバー力に優れた白色顔料や、何種類かの着色顔料を組み合せることで微妙な色合いを作り出しています。
②有機色素
口紅やチーク、アイシャドー、ネイルカラーなどに用いられることが多い色素です。特にタール系の色素は非常に鮮やかな色調で、天然色素では色出しが難しいはっきりした赤やピンクなどの色味を表現することが出来ます。なお、ヘアカラーやヘアダイにも有機色素が使用されますが、染毛料には染毛用の染料が使用されています。