化粧品を車の中に置き忘れたら、容器が破裂してしまいました。
閉めきったまま日光のあたる場所に放置された車の中の温度は短時間で急激に上昇し、驚くほど高温になります。そのために容器内の空気が膨張し、中身が噴出してしまったものと思われます。車の中に化粧品を放置したために起こるトラブルはさまざまです。高温のためクリームが溶けたり、中身が膨張して容器が風船のようにふくらんでしまったり、ガラス容器などは割れてしまうこともあり、注意が必要です。そのほか、分離、変臭、変色など、高温による中身の変質が起きる可能性も考えられます。以上の点から、化粧品は直射日光のあたる場所、高温多湿の場所、温度変化の激しい場所を避け、常温で保管するようにしてください。