冬になると乳液が硬くなって容器から出にくくて困る。なぜか?
乳液状の化粧品は、性質上、温度変化の影響を受けやすく、気温低下により中身が硬くなり出にくくなることがあります。乳液状の化粧品(クレンジング、エマルジョン、ボディローション等)は、常に一定のとろみ具合を保てるように処方設計されていますが、中身の性質上どうしても温度変化の影響を受けやすく、気温の低下によって中身が硬くなり、ボトルやポンプなどの容器から出にくくなることがあります。
そのような場合は比較的室温の高いところに置いておけばやがてもとに戻りますが、朝の身支度の際など、急いでいる時は商品が温まるまで待っていられませんね。そういう時はボトルを逆さに持ち、片方の手のひらにボトルの肩をトントンたたくようにしてやると、振動で乳液の構造が崩れて中身が出やすくなります。
ポンプの場合は何度か空押しした後、やや強めに押してやると中身が出やすくなります。