パッチテストとはなんですか?
化粧品や薬剤、アクセサリーなどの中には、人によってかぶれや湿疹などのトラブルを引き起こす場合があります。パッチテストとはそうした接触性皮膚炎の原因を突き止めるために行うテストです。パッチテストで陽性反応が出た物質が、アレルギーの原因である可能性が高いと判断します。
<パッチテストの方法>
背中や二の腕の内側などに、原因として疑われる物質をつけたテスト用テープを2日間(48時間)貼りつけます。原因物質がはっきりしない場合には、さらに25種類程度の試薬を貼付して様子を見ます。
48時間後、皮膚に貼った試薬を全て取りのぞき、しばらく放置し、皮膚表面の変化を見て判定します。判定は48時間後、72時間後、1週間後の3回ほど行ない、その間はできるだけ激しい運動を避け、汗をかかないようにします。
テスト結果は、肌が赤くなる、湿疹が出る、水疱(すいほう)が出るなどの判定基準により行います。